【運動脳】を読んでみました。率直な感想を書きます。
結論、一言で言うと「おもんな・・・」というのが率直な感想です。
理由は運動が脳にいいという話が延々と続くだけだからです。
ぶっちゃけ、他の方のレビューで評価が高いのにはちょっと驚きました。
全体を通して、科学的な根拠をもとに運動が脳に及ぼす影響を説明している内容ですが、「運動は脳にいいですよ」ってのは素人でも想像はつきます。
研究論文の結論が記されているのは説得力があるとは思いますが、ずっとそれが続くのでしんどい。あと専門的な用語が多いので飽きますね。
逆に専門知識があり、もともと脳に興味のある人からすると、納得のいく内容で面白いのかもしりません。
このレビューはあくまで個人的な感想なのであしからず。
ただ、上記内容を加味してもオススメできる人もいますので、購入を検討されている方は先をご覧ください。
私が本書の内容で一番刺さった箇所
P177
何百ものモチベーション研究で出された結論
運動がうつ病の治療にすぐれた効果を発揮することを、科学がはっきりと立証したことにほかならない。これらの論文によれば、最も効果がある運動はランニングだという。
ここは刺さったというか、腑に落ちたという感じでした。
私は1週間に2~3回ランニングをしますが、いつもランニング中やランニング後に気持ちが前向きになる感覚を体感していました。
本書にはランニングによって起こる脳の変化について詳しく記載されていたので、自分がランニング後に前向きになれる理由がハッキリしました。
このことは本書を読んで良かったことですね。今後もランニングを継続する理由ができましたし、「走るのしんどくね?」と聞いてくる人に話すネタが1つ増えたので良かったです。
ダイエット目的の人にはオススメしない
本書はタイトルが運動脳ですから
「運動をするとこんないい事がありまっせ」
「楽しく運動するにはこんな思考がオススメよ」
「辛い運動はこの考え方で乗り越えよう」的なことが書いてあるのかと想像しました。
しかし、運動が脳にいい影響を及ぼす事が書いてはあるのですが、ダイエットをしている人がこれを読んで「よし!運動しよ」ってなるかと言うと、微妙なとこです。
モチベを上げるために読む本にしては弱いという感じです。
どんな人におすすめ?
・ミュージシャン
・作家
・デザイナー
・ライター
・ブロガー
・イラストレーター
・動画クリエーター
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このようなお仕事の方にはおすすめです。要するに何かを創造、創作している方にはおすすめできる本です。但し後半部分のみ。
前半の内容は科学的根拠をもとに運動が脳にいい影響を及ぼすよの一本足打法なので、さっと流していいと思います。
後半には、「運動が創造性を高める」という内容が書かれています。
偏見ですが、上記のお仕事をされている方は部屋にこもって創作活動をされている印象があるので、あまり運動をしない方も多いかなと。後半部分はおすすめです。
・ランナー
あとは、私と同じようにランニングをしている方にはおすすめです。あなたが行っているランニングが脳にいいんだという根拠が延々と書かれているので、読んで自己肯定感を上げて下さい。
まとめ
・【運動脳】を読んでみた感想は一言で言うと「おもんな」理由は運動が脳にいいという話が延々と続くだけだから。
・クリエーターにおすすめ。運動が創造性を高めることが分かっており、その根拠が書かれているから。読んだら走りたくなるかも。
・ランナーにおすすめ。ランニングは脳にいい。あなたのランニングを肯定してくれます。
・ダイエッターでモチベを上げるために読むならおすすめしない。内容が専門的すぎる。
以上です。読んで頂きありがとうございました。