職場で上司や同僚と話さないのは、ぶっちゃけアリです。
一般的には「それってどうなの?」って意見が多いと思います。
しかしありです。
でも、実際に話さなくなってくると「このままで大丈夫かな」と不安に思うこともありますよね。
でも大丈夫です。そのまま貫いて下さい。
この記事では、職場で上司や同僚と話さなくても問題ない理由や、気をつけるポイントなどを実体験もふまえて解説していきます。
記事の内容
▪️ 職場で誰とも話さないのはアリです
▪️あなたにとってメリットが多い
▪️自分にウソをつかないから楽になる
▪️誰とも話さなくても思ったよりうまくいく
▪️とはいえ、コミュニケーションはたくさん取るべきっしょ!という意見【人によりますよ】
▪️補足 : パワハラやいじめみたいなことがあるなら、速攻で辞めましょう
▪️余談 : 昔に仕事をバックレて後悔した話
結論:職場で誰とも話さないのはアリです
ただしこれは、仕事とは関係の無い日常会話や雑談のこと。仕事に必要な会話や普段のあいさつは、むしろ積極的にするほうがいい(こちらの理由も後で解説します)
【職場で誰とも話さないのはアリ】な理由を順番に解説していきます。
理由1:あなたにとってメリットが多いから
もちろんデメリットもありますが、メリットの方が多いのは事実。具体的に紹介していきます。
メリット1:嫌いな上司、同僚と話さなくて済む
当たり前ですが、最大のメリットです。
例えば嫌いな上司と職場で雑談するのとかってしんどいですよね。できることなら必要以上に話さず1日を終えたい。
話さないと決めると、最初は気まずい空気がながれます。
でも気づけば当たり前のように話さなくなるので、めちゃめちゃストレスが減ります。
メリット2:めんどくさい飲み会に誘われなくなる
飲み会は行きたくないですよね。
なぜなら上司や先輩の自慢話を聞くのはしんどいし、酔っ払ってる人のからみってマジでめんどくさいから。
私はそこそこお酒は好きですが、会社の飲み会はマジで嫌い。
そもそもコミュ力がないのもバレてますから、私の近くは・・・っていう空気も感じます。
これも嫌いな理由。
「こっちだって来たくて来てねーわ」と心の中でボヤいてます。
飲み会に行くなら、家でビールを飲んでるほうが数倍うまいし楽しいですね。
しかしこれも職場で話さななくなると、だんだん誘われなくなります。
誘われても簡単に断れるようになりますし、理由を聞かれることもありません。
「やっぱ行きませんよね。そういう人ですもんね」的なあつかいです。
全員参加が当たり前の忘年会や新年会ですら、参加しなくてよくなりますよ。
控えめに言って最高です。
メリット3:グチを聞かなくてすむ
上司や同僚のグチを聞くのはダルいですよね。
話さなくなると、もちろんグチを聞かなくて良くなります。
グチってストレス発散というのは分かります。でも聞く側は別に得もしないし、おもしろくもない。
職場の裏側の人間関係をただ知るだけ。
うわさ話とかゴシップ的な話が好きな人はいいかもですが、基本的にダルいですよね。
メリット4:定時に帰れる
これめちゃめちゃメリットです。
職場で無駄に話さなくなると定時に帰ることが断然多くなります(職場によるとは思いますが)
理由は以下です。
▪️仕事に集中できるから
無駄に話すことがないので、仕事に集中して効率が上がります。
▪️残業を頼まれにくくなる
普段からよく話している相手だと頼みごともしやすいはずです。
逆にあまり話をしていなければ頼みづらい。
要するに上司や同僚はあなたに残業をたのみにくくなります。
しかし、ここで2つ注意点がありまして、以下の2つを実行することが重要です。
1:仕事上の会話は積極的にする(職場で話さないのは、日常会話や雑談をしないということ)
2:普段のあいさつはきっちりする
この2つをしっかりしないと、ただ単に自分よがりな自己中の腫れ物あつかいされます。
でも逆にこの2つをしっかりすれば、
「あいつは普段口数は少ないが、やることはきっちりやるな」
と話さないことが逆にプラスにはたらきます。
メリット5:意見しやすくなる
仕事以外で話をしていなければ、気を使う必要もありませんし、意見もはっきり言えるようになります。
こんなことを言うと「そもそも仲が良い悪いに関係なく、仕事上はバシッと意見を言うのが普通でしょ!」という意見が飛んできそうです。
しかし、この記事を読んでいる方のように、職場で話をするのが嫌になるような人は、それができないから悩んでいるんだよ!って言いたい。
「あいつは普段口数は少ないが、やることはきっちりやるな」という印象がつけば意見もしやすくなりますし、意見を求められることも多くなるでしょう。
メリット6:転職するときに退職しやすくなる
ここまでくるとあなたの印象はこんな感じ。
「普段は口数が少なく話しにくいタイプだけど、仕事はきっちりやるし信頼できる。でも実際は何を考えているんだろう。ちょっと謎なヤツだな。まあ頑固というか、自分をもってるヤツなんだろう。好き嫌いは分かれるけどな・・・」
あなたの上司がどんなタイプかは分かりません。
でも、あなたが話したくない上司ということは、おそらく何でも「YES!」と答えてくれる部下が好きな上司でしょう。
今後にあなたが退職を希望して上司に相談しても、たぶん問題なくことが進むと思います。
ここまでメリットを書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
デメリット:慣れるまでストレス
今まで無理をして話をしてきたあなたは、新たな自分になるということにとてもストレスを感じると思います。
でも、その先には気を使って誰とでも話すという今のあなたとは真逆の人生があります。
誰にも気を使わず、仕事をきっちりこなして、まっすぐ家に帰る。
ストレスはかなり少なくなりますよ。
それに慣れるまでのストレスを乗り越えましょう。あなたなら、絶対にできます!
理由2:自分にウソをついてないから楽になる
職場で必要以上に話さなくなると、自分に正直に行動しているのでストレスが減り楽になります。
自分の気持ちにウソをつくとストレスが溜まります。
人間は体も心も一定を保とうとするので、自分の気持ちにウソをついて溜まったストレスはどこかで調整されます。
趣味などでストレスが発散されれば良いのですが、そう簡単にはいきませんよね。
調整がうまくいかなければストレスは溜まるいっぽうです。
そしてある日、ドバドバと溢れ出て取り返しのつかないことになることもあります。
なら最初からストレスは少ない方がいいですよね。
✔︎ コミュニケーションも大事と、無理をして嫌いな人と話す
✔︎ 仕事に必要なこと以外は話さないと決断し、必要最小限のコミュニケーションをとる
どちらがあなたにとってストレスが少ないですか?
このブログ記事をここまで読んでいるあなたは、おそらく後者ですよね。
自分の気持ちにウソをつかず正直にいきましょう。
その方が結果的に楽で楽しい毎日が待っています。
理由3:誰とも話さなくても思ったよりうまくいくから
これは先ほどメリットをたくさん書きましたが、思ったよりうまくいくことが多いです。
ロッカーで雑談しなくても仕事は回るし、休憩中に誰とも喋らず一人でご飯を食べても1日なにの問題も起きません。
飲み会を全て断っても給料はもらえるし、仕事も順調に片付きます。
少し自分語りになりますが、私の場合はある時に自分は無理をしている、自分の気持ちにウソをついていると気づき、職場で話すのを辞めました。
その職場は最終的に退職するのですが、退職するまでの約1年半のあいだ、仕事上の話やあいさつ以外、ほとんど全くと言っていいほど話をしなかったです。
しかし、結果的にはメリットで書いたようなことが起こりスムーズに退社できました。
今ではより一人で仕事ができる状況を目指して組織に所属するのを辞めています。
まだ自分の気持ちと葛藤することは多々ありますが、前向きに取り組めています。
これも自分で自分が無理をしている、自分にウソをついていると気づき、実行したからこそ前に進めていると思っています。
とはいえ、コミュニケーションはたくさん取るべきっしょ!
この考えを完全否定するつもりはありませんが、これは人によるよなっていうのが私の考えです。
要するに、苦手な人は無理して話す必要もなければ、コミュ力を上げようと頑張る必要もないのでは、という考えです。
必要最低限の話をするか、環境を変えて生きていこう。というのが私の結論です。
もちろんコミュ力を上げて自分を高めたいという人は頑張っていいと思いますし、挑戦することは素晴らしいです。
しかし、みんながそこを目指すのは違うと思っていて、それぞれがそれぞれの経験や得た情報から最終的に自分で考え、結論を出すのがいいと思います。
こちらの記事も参考にどうぞ↓
補足:パワハラやいじめみたいなことがあるなら、速攻で辞めましょう
当たり前ですが職場でのパワハラやいじめみたいなものはクソです。
あなたが周りと話すのを辞めようと決断し実行した時に、上司や同僚からそんな状況がもしあったとしたら、その会社にあなたの未来はありません。時間がもったいないです。
その時は速攻で退職したり転職するなりしましょう。
職種や会社によってはそもそも他の方とコミュニケーションが少なくても済むところもあります。
一旦、失業保険などを活用して休憩をいれるのもありです。
とにかく自分の気持ちにウソを付かず正直に行動した方が楽になることが多いと思います。
余談:昔に仕事をバックレて後悔した話
自分の気持ちにウソをついて無理をしすぎると、人間はいつか壊れてしまいます。過去に壊れて後悔した経験があり、その体験談を書いた記事があります。
気になる方は下記リンクからどうぞ↓
>>【体験談】仕事をバックレるのはやめた方がいい。ただし、例外はありますよ
それでは今回は以上です。