2時間18分59秒
19年ぶりの日本新記録で優勝。
しかも、18分台は初、海外レースではなく日本でってのも初。
この偉業を成し遂げたのは、前田穂南選手です。
東京オリピックにも出場した実力者。
この記事では、今回のレースを見て思ったことをまとめています。
結果を出す人は、リスクをとる
Xでこんなポストをしました。
どの分野でも結果を出す人は、積極的にリスクをとる。と、実感させられたレースでした。20キロ過ぎに、ペースメーカーすら追い越して仕掛けた前田選手。リスクをとって攻めた結果は、19年ぶりの日本新記録でした。
前田穂南が日本記録を19年ぶりに塗り替える#Yahooニュースhttps://t.co/IDBqsh7LHe
— じーも (@Challengeemo) January 29, 2024
まあ、これは自分の勝手な妄想というか、勝手な解釈です。
なので、前田選手はリスクとも思ってないかもしれないです。
しかし、レース中盤の20キロ過ぎで仕掛けるのは、やっぱ勇気がいります。
自分はただのマラソンファンです。しかし、たくさんのマラソンレースを見てきました。
普通のレースだったらレースが動くのは、だいたい30キロからです。
30キロでペースメーカー外れ、そこから一気にレースが動く。
前方で仕掛ける選手もいれば、後方から虎視眈々とチャンスを狙っている選手もいる。
というのが、普通のレース。
っで、今回の大阪国際女子マラソンはどうたったか?
というと、20キロ過ぎに仕掛けるんですよ。前田選手が。
>>中間地点で前田が仕掛ける、松田は遅れ始める 大阪国際女子マラソン「産経新聞」
自分はテレビを見ながら、
「いやいや、早いっしょ!大丈夫?」
って思ったんですよ。
しかもペースメーカーすら追い抜いてるんですよ。
上の記事リンクを見てください↑↑ 写真をぜひ見て欲しい。
しかし前田選手は、最後まで粘りの走りを続けゴールします。
結果は日本新記録。
野口みずきさん以来、19年ぶりに記録を更新しました。
リスクをとって走る姿に感動。
今大会はパリ五輪の選考レースでもありました。
日本人1位で参加標準タイムを上回れば、3人目の日本代表に大きく近づきます。(ちなみに2人は既に決定しています)
なので、レースに勝つのはもちろん、タイムも重要だったわけです。
逆にこのレースで結果が出なければ、パリ五輪への出場はありえません。
つまり、前田選手にとって勝つことが絶対条件だったわけです。
また、佐藤早也伽選手、 松田瑞生選手、という2選手も実力者で、この2人も勝つことが絶対条件でした。
結果は、20キロ過ぎで仕掛けた前田選手が逃げ切りゴール。
自分は、後半テレビを見ながら「行け、行け」と手を叩いて興奮していました。
ぶっちゃけると、自分は松田瑞生選手が勝つと思っており、応援していました。
しかし、リスクをとって勝負に出た前田選手の執念というか、勝ちにこだわる思いが画面越しでも伝わる走りで、本当に最後のゴールの瞬間は感動しました。
リスクをとるとは?
自分のような一般人は、普段ここまでの勝負はないです。
でも、仕事や私生活でもリスクをとれることもあるなと感じます。
仕事で新しいことを勉強するとか、副業にチャレンジする。
投資の勉強をして、投資してみるとか。
新しい趣味を始めるのもそうかもしれません。
そんなときに、少しでもリスクをとることが、結果につながることもあると感じたレースでした。
なんか、綺麗事みたいな締めになりましたが、
前田選手の走りで感じたことをまとめました。
ps.名古屋ウィメンズマラソンも楽しみ
3月10日(日)に名古屋ウィメンズマラソンが開催されます。
このレースも楽しみなんですよね。
なぜなら、パリ五輪の最後の1枠を狙って出場選手が走るから。
今回の前田選手の記録を塗り替えれば、その選手がパリ五輪の内定となります。
記録が破られなければ、前田選手が内定。
つまり、名古屋ウィメンズマラソンの出場選手は、日本記録を破ることがパリ五輪出場の最低条件ってことです。
マラソンファンとして期待するのは、リスクをとって日本記録にチャレンジする走りです。
3月10日が待ち遠しい。